(語り:三金店主、西沢)
梅雨、季節ものといえば文字通り『梅』。
梅干用、梅酒用ってたくさん出てるけど
梅といえば、紀州の南高梅が有名だよね。
独特の赤い色、種が小さめでその分果肉が多い。
サイズはMやLよりも3L、4Lなど大きめのものが価値があるんだよ。
果肉が多いからね。
今は2Lが人気かな。
この時期に梅干しをつけて7月、夏になる前に梅干しを少しずつ食べて塩分をとる。汗をかく準備として理にかなった取り方なんじゃないかなぁ。
梅干しを作る時の塩分はだいたい20%、だけど最近は塩分控えめのものが多くなってきたよね。
塩は保存のために入れているんだから減らしちゃうと日持ちしないんだよ。
そこで塩に変わる、同じ保存効果のある砂糖を入れる。
はちみつが入っているのもあるよね。
甘い梅干しができた理由はこういうことなんじゃないかな。
近頃はね、梅酒よりも梅シロップを作る人が多くなったんだよ。
三金でも毎年梅シロップを作ってますよ。
『三金流 梅シロップの作り方』
・洗ってヘタをとった梅を2日くらいしっかり凍らす。
・梅と氷砂糖を3:2の割合で瓶に入れる。
1日で梅の氷が溶けて半分くらいになるので凍った梅を追加する。
また1日経つと半分に減るのでさらに凍った梅を入れる。
分量の目安は瓶の上まで埋まるくらい。
あと、最初にコップ1杯のお酢を入れるのも三金流♪
ぶくぶくと発酵しちゃうのを止めるんだよ。
・2週間後、氷砂糖が溶けたら飲めるよ。
水で割っても焼酎で割ってもいいからね。